ツキ板に関するよくあるお問い合わせ

ツキ板に関するFAQ

Q01.実際のツキ板の色が薄く感じます。
A01.天然木の特長で「仕上げ保護塗装」をすると色が濃く見えるようになります。また、木目もクッキリ見える様になる為色がハッキリします。事前に仕上がりの色を確認したい場合は突き板の端を水で濡らすと確認ができます。

Q02.ホームページ上の画像は現物の画像ですか?
A02.天然木を使用した商品ですので全く同じものをご提供できません。画像は「参考画像」ですので現物画像ではございません。

Q03.画像を見るとツキ板が4枚並んで見えますが、実際の商品も同じですか?
A03.天然木ですのでその都度突き板の大きさが異なるのでハギ枚数もご注文ごとに異なります。誠に申し訳ございませんがハギ枚数・ハギ幅の指定は承れません。

Q4.現場の画像を又は端材をお送りしますので、何の天然木なのか教えてください。
A04.誠に申し訳ございませんが弊社では「材種等の選定サービス」は行っておりません。

Q5.注文前に実際のツキ板を見てから発注したい。
A5.弊社では実物画像を事前にお送りするサービスは行っておりません。又は来社いただき現物のツキ板を選んでいただくサービスもございません。

ツキ板シートに関するFAQ

Q01.複数面を巻き込んで貼り付けたい
A01.かなり手慣れていないと難しい作業となります。お勧めは1面づつカットして仕上げる事です。初心者の方や自信の無い方は止めておいた方がいいと思う施行方法です。

Q02.角面が綺麗に貼れるか心配
A02.箱物等で角が有る場合サンディングで仕上げるのですが、初めてだとどこまで削ればいいのか解らないかもしれませんが手で触れて出っ張りが無くなるまで削ってください。下地が出たとしても補修ペン等で塗ってリカバーしてください。

Q03.初心者なのですが自分で貼り付け出来るでしょうか?
Q3.弊社ではお客様の技量を査定できる情報を持ち合わせていない為判断できません。ご自身で可能な貼り付け方法をご判断ください。各タイプ別に基本的な貼り付け方法を記載しておりますのでご確認いただきお客様に合った方法を選択ください。各商品詳細から貼り付け方法へリンクがございます。

Q04.現場の状態を送るので適した商品を選んでほしい。
A04.説明文や画像で現場を把握する事は不可能です。ツキ板シートはどの商品も使い方はほぼ同じですので、お客様自身で貼り付けたい物の素材を把握して接着可能な接着剤を選択してください。ツキ板シート側には(クイックタイプを除き)色々な接着剤が使用可能です。

Q05.プリント合板の上に貼りたい
A05.下地の素材の判断が大切なのは、接着剤が付くかどうかの判断になるからです。木製品でない物は接着剤の浸透ができない為「アイロン専用ボンド」は使えません。「エバーグリップ」でしたら接着可能ですが、各メーカーのプリント合板との相性を試さないと綺麗に貼れるかがわかりません。ゴム系の接着剤が使用できるかを試してからご購入ください。

Q06.古くなった突き板合板の表面に貼りたい
A06.ツキ板合板が古くなると「割れ」「剥がれ」が出てきます。この様な状態ではツキ板シートを貼り付けても下地が剥がれていくので綺麗になりません。古い表面の塗装と剥がれ始めた突き板を剥がして、下地をフラットに整えてから新しいツキ板シートを貼り付けてください。作業としては電動サンダーの粗目からは初めて、古い塗装と古い突き板を削り取り、仕上げに#220程度で整えてください。

Q07.車の内装に使いたいけれど貼り付け可能ですか?
A07.局面のある物にツキ板シートを貼る場合「カッティング」の知識が重要となります。ツキ板シートは天然木ですので大きく伸縮させられません。その為特殊なカットを施し曲面に貼り付ける必要がございます。地球儀やサッカーボールをイメージしていただければ意味がよくわかると思います。平面の物でもカット次第で立体的な物ができます。

Q08.車の内装に使用しますが何度まで耐久性が有るのでしょうか?
A08.ツキ板シートは製作時に100度以上の熱と圧力で製作しています。車内の高温で問題が出ることはございません。ただし、ご使用された接着剤と塗装が問題になる場合がございます。ご使用予定の接着剤や塗料メーカーにお問い合わせください。弊社の「アイロン専用ボンド」は問題なく使用可能ですが、下地が木材でないと使えません。

Q09.リフォームやリニューアルで色を合わせたい。
A09.天然木の商品では不可能なご要望です。古い天然木は変色しているためどの様にしても新しい物とは色が合いません。サンプル等お送りいただいても不可能ですので承れません。色合わせは現場での着色塗装以外方法がございません。

ツキ板合板に関するFAQ

Q01.ツキ板合板に塗装は必要ですか?
A01.天然木には塗装をお勧めしています。天然木の表面には目に見えないくらいの細かな穴(導管)が有ります。その導管に汚れが入り込むと取れなくなります。その為この導管の穴を塗料で塞いで汚れが入らない様に保護塗装をしてください。天然木用の塗料ならば、どんな物でも使用可能です。塗料の使用方法を把握して正しく使用してください。

Q02.突き板合板の「片面貼り」の場合裏面はどうなっていますか?
A02.裏面は「ラワン合板」のままです。ラワン合板の裏面ですので割れ・パテ埋め・パッチがあります。何かに貼り付けて使用する場合は問題ございませんが、裏面が見える仕様でしたら「両面貼り」をご利用ください。

Q03.ツキ板合板の無料カットサービスとは?
A03.規格サイズの商品をご購入いただいたお客様へのサービスです。お客様の必要なサイズにミリ単位でカットして発送します。必要サイズを「幅ミリ×長さミリ」で備考欄に記載してください。「W」「L」「D」「奥行」等の表記では無料サービスの対象外となります。木目に関する重要な指定ですのでルールに沿って記載してください。ノコメの計算を必ずしてください。

Q04.ノコメの計算とは?
A04.ツキ板合板のカットはパネルソーで行います。1カットするごとに4ミリ程度の「ノコメ」がオガ粉になりサイズロスとなります。その為規格サイズの幅920ミリから460ミリを2枚切り出すことは不可能です。2枚切り出しには3カット必要ですので12ミリロスが出ます。「(920-12)÷2=454ミリ」920ミリから2枚カットできる最大サイズは454ミリです。これがノコメの計算です。

Q05.ツキ板合板の突き板は何枚貼り?
A05.天然木は大きさが一定ではない為、製作毎に突き板の大きさも異なります。その為何枚貼りなのかは、事前に確定できないためご連絡できません。また、貼り枚数(ハギ枚数)の指定は承れませんのでご了承ください。

Q06.同じ突き板が並んだツキ板合板は好みでない。
A06.ツキ板の貼りパターンは変更が可能です。通常の貼り方は「ST貼り」ですが、突き板の上下を一枚毎に変える「TB貼り」、突き板を一枚毎に左右反対に貼る「BM貼り」、全体を斜めに貼る「NM貼り」、等他にも選択できる貼りパターンがございます。お客様の好みに合わせて選択してください。貼りパターンにより価格が変動する場合がございますので事前にお問い合わせください。

ツキ板フリーボードに関するFAQ

Q01.ツキ板フリーボードと突き板合板の違いは?
A01.ツキ板フリーボードの基材は「ランバーコア」で、ツキ板合板の基材は「ラワン合板」です。18ミリから30ミリ厚までは軽量になる様に中心の材がファルカタのランバーコアを使用する事で重さを軽減しています。2.5から9ミリ厚は通常のラワン合板を使用する事でしなりに強く加工しやすくなっています。「ツキ板フリーボード」表面化粧と構造材が一体となっているので、そのまま組み立てて家具やインテリアが製作できますが、「ツキ板合板」は何かに貼り付けて使用する木工用素材です。

Q02.ツキ板フリーボードの厚みの部分の処理
A02.「木口加工(こぐちかこう)」をお勧めします。表面と同じツキ板で木口を加工する事で高級感が損なわれません。木口化粧専用の「木口テープ」を販売していますのでお客様自身で作業してください。自信のない方は弊社に加工の依頼をしてください。木口加工までした商品をお送りします。

Q03.テーブルの天板に使用したいが耐久性は大丈夫?
A03.テーブルの耐久性は「足の取り付け方法」が重要です。天板の端に足を取り付けると天板の中心部分がたわみやすくなります。弊社の突き板フリーボードでしたら「24ミリ厚以上の商品」をお勧めします。足の取り付け方法や素材はお客様自身で調べてご利用ください。

Q04.ツキ板フリーボードの基材の「ランバーコア」とは?
A04.表面と裏面にはラワン合板と同じ表面材が使われています。重量を軽減するために「コア(芯の部分に)」ファルカタと言う軽量な材料が使われています。同じ厚みでもラワン合板等よりかなり軽くなっていて扱いやすい基材です。

Q05.木口をテーパーカットやRカットできますか?
A05.ツキ板フリーボードは心材がやわらかい「ファルカタ」の為テーパーカットやRカットするとやわらかい芯の部分が出てしまいます。お勧めはしませんが加工自体は問題なく加工できます。ただし、弊社ではお勧めしない加工ですので弊社での加工依頼も承っておりません。ご了承ください。

Q06.木口の加工に無垢材は使えますか?
A06.問題なく使用できます。貼り付け方法はいくつかの方法がございますのでお客様で出来る貼り付け方法を考えて施行してください。弊社でも木口の無垢材貼りは承っています。お気軽にお問い合わせください。弊社では通常3ミリから5ミリ程度の無垢材を貼り付けます。

Q07.仕上げ塗装は必要でしょうか?
A07.必ず必要となります。オイル塗装・ニス塗装・ウレタン塗装など天然木に使用できる塗料は、突き板フリーボードにも問題なく使えます。塗装方法は塗料メーカーのホームページや商品添付の塗り方をご確認ください。保護塗装しないと汚れが天然木の導管に入り込み取れなくなります。