ツキ板フリーボードは、そのままカットして組み立てるだけでなく、用途に合わせた追加加工も承っています。
例えば、以下のような加工に対応しています。
- ・規格サイズからのカット:必要なサイズに合わせてカット
- ・木口加工:厚み部分の木口に、表面と同じ天然木ツキ板を貼って仕上げる加工
- ・UCL・OCL塗装:天然木の表面を保護するための塗装加工
規格サイズからのカット(無料サービス)以外の追加加工は有料加工となります。すべての加工を依頼する必要はありませんので、必要な作業だけをお申し付けください。
「板のカットだけお願いしたい」「木口まで天然木で仕上げたい」「塗装まで済ませて完成品に近い状態で使いたい」など、用途に合わせてご相談いただけます。
■ ツキ板フリーボードは受注生産です
「ツキ板フリーボード」は、一般的な在庫商品とは異なり、お客様からのご注文・ご入金を確認してから製作を開始する受注生産品です。
天然木の種類、サイズ、厚み、片面貼り・両面貼りなどの仕様に加え、必要に応じてカット・木口加工・塗装などの追加加工を行い、それぞれのお客様のご希望に合わせて製作します。
そのため、ご注文後すぐに発送する商品ではありません。製作に必要な期間をいただきますので、納期については商品ページをご確認ください。
天然木の美しさを活かした家具や木工製品を、できるだけ製作の手間を減らして作りたい方に、ツキ板フリーボードはおすすめの木工用素材です。
規格サイズからの無料カット
規格サイズの「ツキ板フリーボード」をご購入いただいた場合、規格サイズ内でのカット加工を無料で承っています。
ただし、パネルソーによるカットには、刃物の厚みや木目方向など、事前にご理解いただきたい基本的なルールがあります。
カットをご依頼いただく前に、以下の3点を必ずご確認ください。
- 1.「ノコメ(刃厚によるカットロス)」の計算
- 2.「パネルソーによるカット」の基本知識
- 3.「幅×長さ」によるカットサイズの指定方法
1.「ノコメ」約4mmのカットロスについて

弊社では、パネルソーで板をカットした際に発生する鋸刃の厚み分のカットロスを「ノコメ」と呼んでいます。
パネルソーで板を切断すると、鋸刃の厚み分だけ材料が削られ、おが粉として失われます。弊社では1カットにつき約4mmをノコメとして計算しています。
この「ノコメ」を計算せずにカット寸法を組み合わせると、規格サイズに一見収まりそうに見えても、実際にはカットできない場合があります。
特に、規格サイズいっぱいまで使って複数の部材を切り出す場合には注意が必要です。
■ 例:幅900mmの板から同じ幅の部材を2枚切り出す場合
幅900mmの規格サイズから2枚の部材を切り出す場合、2枚を分けるためのカットだけでなく、両端を正寸にするためのカットも必要になるため、合計3カットが必要になります。
1カット約4mmのノコメとして計算すると、
900mm −(4mm × 3カット)=888mm
となります。
888mmを2枚に分けるため、切り出せる最大寸法は、
888mm ÷ 2 = 444mm
つまり、最大で幅444mm × 2枚となります。
「900mm ÷ 2 = 450mm」と計算すると、450mm幅を2枚取れるように思えますが、ノコメによるカットロスがあるため、450mm × 2枚はカットできません。
切り出す部材の数が増えるほど必要なカット数も増え、ノコメによるロスも大きくなります。
簡単に計算する場合は、各部材の幅・長さにそれぞれ4mm程度のカットロスを考慮し、規格サイズ内に余裕を持って収めるようにしてください。
2.「パネルソー」でカットする基本知識

ノコメを計算して、すべての部材が規格サイズ内に収まれば必ずカットできる、というわけではありません。
弊社のカットはパネルソーを使用して行います。パネルソーは、鋸刃が基本的にまっすぐ進み、板の端から端まで直線的にカットする機械です。
途中で刃物の方向を変えたり、曲線に沿って切ったりすることはできません。
そのため、寸法上は規格サイズ内にすべての部材が収まっていても、カットするための直線的な「道」が確保できない木取りの場合、実際にはカットできないことがあります。
規格サイズの端までギリギリに詰め込んだ木取りは避け、できるだけ余裕を持ったカット計画をおすすめします。
カット方法が分からない場合や、ご自身で木取り図を作るのが難しい場合は、必要な部材のサイズをリストにして弊社までお送りください。
いただいた部材リストをもとに、弊社でカット可能な木取りを検討し、どの規格サイズから製作するのが適しているか判断いたします。
3.「幅×長さ」でカットサイズを指定してください

カットをご依頼いただく際には、寸法の指定方法も重要です。
ツキ板フリーボードは天然木のツキ板を使用しているため、「幅」と「長さ」の指定が、そのまま木目方向の指定につながります。
寸法を間違えて指定すると、ご希望とは異なる木目方向の部材になる場合がありますのでご注意ください。
カット寸法は必ず「幅○○mm × 長さ○○mm」の形式でご指定ください。
ツキ板フリーボードは平らな板材ですので、「高さ」「H」「D」「奥行」「縦」「横」などの表現では、木目方向を正確に判断できない場合があります。
木目は「長さ」方向と平行になり、「幅」方向とは垂直になります。
例えば「幅300mm × 長さ600mm」と指定した場合、木目は600mmの「長さ」方向に沿って入ります。
カット図をお送りいただく場合
お客様ご自身でカット可能な木取り図を作成される場合は、PDF形式にしてメールへ外部添付してください。
カットに必要な情報を確認できれば十分ですので、メール本文への画像添付や、設計図・完成予想図など、カットに直接必要のない資料の添付はご遠慮ください。
必要最小限のカット図・資料のみをメールでお送りいただくようお願いいたします。
なお、カット図の作成が難しい場合は、必要な部材の「幅×長さ」のリストをお送りいただければ、弊社でカット可能な木取りを検討いたします。